夢にまで見たライジング参加をあきらめて、帰省。
札幌に迎えに来た両親とコストコへ行く。
肉コーナーでテンションが上がる父。
年寄りたちへのお土産は、噂の特大マフィン。
旭川で買い物。
その後、サディストの父親に運転させられて初の高速道路運転。
途中で大雨が降って、ほんとに死ぬかと思ったんです。
親戚が集まってバーベキュー。
愉快に6時間くらい盛り上がる親戚一同。
あたしと弟は、隣の家に行き、幼馴染の末弟とばーちゃんと真剣勝負。
大敗して泥酔したあたしは、弟に「お前の器は小さすぎる」と暴言を吐いて大喧嘩。
次の日。
ミーコが死んでいるのかと。
「涼しいところを探した結果だ」
朝から、弟と墓参りツアー(仲直りした)。
母の実家の墓は、廃校になった母校の近くの霊園にある。
入り口が完全封鎖された母校を見て、かなり沈んだ。
帰って来たら、またミーコ・・・
死んでるのかと。
生きていました。この顔ずるい!
幼馴染の車を借りて友だちを駅へ迎えに行き、同期会へ。
この同期会があるので、ライジングを諦めざるおえなかった。
中学3年の夏に詰め込んだ、タイムカプセルを、今日開封する。
あの一番楽しかった中3の思い出が込められているのだから、行くしかない。
参加人数は60人ほどで、うちのクラスも半分くらいしかいなかったけど、
恩師に会えたことだけでも嬉しかった。
先生は相変わらず毛深くて、体育教師のくせに熱血じゃない。
いちばん自由にさせてくれた先生だったから覚えてるのだろう。
「2010年開封」と書いてあるのが気になったけど、とりあえず開封。
やっぱりガラクタばっかり・・・。
他のクラスの箱の中にあった「10年後の私へ」みたいなものよりも、
その時になって勢いで入れたものが多い。
履いてた靴とか、生徒手帳とか、たまごっちとか。
使い捨てカイロとか、整理用ナプキンとか、粘土で作った変な人形とか。
「捨てるに捨てられないから入れちゃえ」的な。
その方がなんとなくあたしたちらしくて感慨深かった。
あたしは真面目に新品と使い古しのソフトボールを一個ずつ入れた。
でも、どっちも意味不明な落書きが。
「がんばれtakatsu」
彼は、卓球部だ。
2次会でも3次会でも「らしさ」は薄れずに、モラル崩壊し。
ほとんど人が減らずに、延々と盛り上がった。
幹事さんたち、お疲れさま。
常々思うのだけど、
やっぱり一番今につながっているのが、この15才の頃くらいだ。
毎日毎日、有り余る時間をいかに笑って過ごすか。
それだけに頭を使ってたあの頃が、今でもすごく誇らしい。
今回の帰省は短かったけど、
ゆっくりも出来たし懐かしさも感じられたし。
本気で戻りたくないって一瞬だけ思った。
やっぱりあたしは、ここがちょうどいい。