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評価:
ほぼ日刊イトイ新聞
東京糸井重里事務所
¥ 1,365
(2008-03-18)
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はたらくことへの苦悩。
そんなひとりよがりな話を聞いてくれた人は、
「もっと貪欲にそこに立てばいい」と言った。
目を見て言われると爆発力が違う。
胸に沁みて仕方なかった。
だから、
「なんだか偉いようだけど知らないひと」の言葉に頷くのはとても微妙だと思う。
自分が本をあまり読まないせいかな。
そんなことを考えてるときに、ちょうどこの本を読んだ。
よくわからない敵意を剥き出しにして。
これからの貪欲な自分には、敵がたくさん出来るだろう。
つらい言葉も浴びるだろうし、失敗をして泣くだろう。
けれどいつか、何らかの形で、こうゆう本で、
「いやぁ、私なんかは若いときはウンコみたいなもんでしたから。
すぐ泣くし、人の顔色ばっかり伺って、結局みんなに迷惑かけて。
完全に社会不適合者だと思ってた。
でも、見てくれている人は必ず居るんですよ。
居ないよって時でも、居ると思ってすがり付けば居ると同じ。
そうゆう人にはどんだけ怒られても苦しくならない」
なんてことを偉そうに言っているんだと想像したら、
ちょっとは頑張れる気がしてきた。
そんなくらいです。