#Vol.004 日経 WOMAN (ウーマン) 2009年 11月号
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【巻頭特集】
幸せを呼ぶ最高の習慣!
日経WOMANは、特集が大枠企画が2〜3個で、その中でテーマに沿った特集がいくつか組まれる・・・といった形式らしい。回り道なしなので、わかりやすくて、的確。ターゲットに合ったクレバーな編集方法。さて、この巻頭特集は、日々の暮らしの中からハッピーウーマンになろう!的な。
実践さえできればそりゃあハッピーになれることが盛りだくさん。
中でも
ハッピーウーマン5人の暮らしを拝見これは興味深い。
食材を木製のボウルにストック。アロマハンカチ。定時後の習い事。ステンドグラス。アンティークランプ。
ああ。どれもないどれもない。
【目次からピックアップ】
お金、仕事、健康・・・女の分岐点をどう乗り越える?
さて、昨日26才になったばかりの私。件の特集を読んでみると・・・
27才になったらワークライフバランスについて考え始め、
30代になったら投資の勉強。その間に婦人科系の病気に怖がりつつ、結婚に400万かかり出産に40万かかり、そのうち介護問題がふりかかり、一線を退いて、閉経を迎える。
こう端的にまとめると、年を取るのがちょっと怖いです。
20代&30代男子座談会「草食系男子と呼ばれて」
「〜と呼ばれて」
実は肉食男子率高し?と、書かれている通り、そんなオチの座談会です。
ほんと、「いやいや、おれ肉食系だし」っていう男が多いんだなぁ。回りもそうだけど。
この手の企画は、そろそろもうちょっと色が欲しいところです。
【私的に役に立ちました】買い物ワザ48!
日経WOMAN読者も、「お得」には弱いんだなぁ・・・と、ちょっとほっとした。
でも安い服を求めて韓国には行けない!!笑
Webのアウトレット特集はちょっと役に立ったかも。
【ちょっと笑ってしまいました】ハピ子とアンハピ子の生活を徹底比較!
このネーミング、新たな自分内波紋です。私は完全にアンハピ子なので内容は省きますが、
「このままじゃやばいやばい。わかってるんだけど、じゃあどうしろっていうのよ!」
って、とにかくなりますよね。
次のページに早速「幸せになるための処方箋」が登場。
すごい釣り針垂らされた感じ。この流れが上手すぎて笑った。
働く男子のお仕事ライフ大公開
20職種の働く男子のライフスタイルが乗っています。びっくりするほど千差万別なので、これはいい資料になりそう。「商社」的な仕事をしているイケメンばかりではなく、研究・フローリストなど幅広い。
資料としてはパチンコ店ホールスタッフとかも入れてくれればいいんだけど・・・。
ターゲットインサイトは「仕事をがんばる男の人ってやっぱり素敵!」ってなところか。
でも、ここでも「あなたは草食系?」とか聞いちゃってるのが、ちょっとナンセンスと思う。
【雑誌広告】
着ることは、生きること。
「長沼静きもの学院」の有名すぎる広告だけど、今季のモデルは竹下景子さん。
前の土屋アンナはすーごくよかったなぁ。
(こんなにかっこいいものが、よその国にあるでしょうか。)今回はコピーが正統派。納得はあるけどビビッとこないのはなんでか、あとでゆっくり考える。
【私的総評】
私にとって、年齢的には早すぎず、精神的には早すぎるという雑誌。巻頭特集については、もうこれを全部実践できたら必ず幸せになれるんだろうけど、どうしたら実践できるの!と本当に思う。もちろん示唆済みなのだけど、「どうやったらそんなヤル気になんだべ?」ってなる。自分の非力さと、世の中のハピ子のエネルギーとの差に軽く落ち込んだよ。そして、何度も言うけど、「草食系男子」を引っ張りすぎなんだよ、この雑誌。比較できないけれど、こないだのagehaには、「彼氏が刑務所に入った!」とか普通に書いてあったのをふと思い出した。でも資料として見ると、全体的にすごく重宝する雑誌だと思う。